職場いじめの対処法(加害者を訴える場合)

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あれ~…トルティーヤ先生遅いな~…何やってるんだろ~…
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あっ、皆さんこんにちは『まにゃったん』です。え?…いや、さっきまでトルティーヤ先生から「職場いじめの対処法」を解説してもらってたんですけど、会社に「職場いじめに適切に対処しろ」って求めたり、会社に「慰謝料請求」をする方法まで教えてもらったところでトルティーヤ先生が「生誕祭の準備がある」って言いだしてどっか行っちゃったんです…
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すぐ戻ってくるって言ってたんだけどな~…あっ!戻ってきた!!
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 【職場いじめの対処法(※いじめの加害者を訴える場合)】
職場いじめの対処法は大きく分けて「会社を訴える方法」「加害者を訴える方法」「会社と加害者の両方を訴える方法」の3つがあります。
このうち「会社を訴える方法」については『職場いじめの対処法(会社を訴える場合)』のページで解説しました。
そこでここでは、勤務先の会社で「職場いじめ」を受けた場合に、そのいじめの「加害者」を訴える場合の具体的な方法などについて解説していくことにします。

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プロローグ

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いや~ごめんごめん…え?いや…それがさ~生誕祭がね、昨日まで5部終了後って予定だったのに番組の都合で4部終了後に急遽変更になったみたいでさ~…まいっちゃうよ…
…あのぅ~話の続きお願いしてもいいですか?…
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え?あぁ…え~っと…で、会社には労働契約法第5条で労働者の安全配慮義務が発生するから…
トルティーヤ先生…「会社を訴える方法」についてはさっき終わってます。次は「職場いじめの本人」を訴える場合じゃなかったでしたっけ?
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「職場いじめ」の加害者を訴えることができる理由

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え?あ、そうだっけ?…ごめんごめん…じゃあ、次は「職場いじめ」を受けた場合にその「職場いじめの加害者本人」に訴えを起こす場合の方法だけど…
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これから説明するように、勤務先の会社で「職場いじめ」にあっている場合はその「いじめの加害者」に対して「いじめをやめろ!」とか「慰謝料を払え!」って請求ができるんだけれども、そもそもどうして「職場いじめの加害者本人」に対してそういう請求や訴えができるかっていう理由はわかる?
理由?…う~ん…いじめが悪いことだから?
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そうだね。いじめが悪いことだから「いじめをやめろ!」とか「慰謝料を払え!」って請求ができることになるんだ。じゃあその「悪いこと」が法律的にどう悪いのかっていうと「職場いじめ」によってその被害者を肉体的にあるいは精神的に傷つける行為自体が民法709条の不法行為を構成することになるからなんだ。
【民法709条】
故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
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「職場いじめ」によっていじめの被害者が肉体的にまたは精神的に侵害を受けたという事実があるのであればそれは民法709条によって損害賠償請求の対象になるから、その加害者に対して「いじめをやめろ!」とか「慰謝料を払え!」って「法律的に」主張することができるんだ。
…う~ん…じゃあ、私が受けてるような「みんなに無視されるいじめ」の場合はどうなるんですか?私の場合は先輩が職場のみんなに「まにゃったんを無視しよう」って言いまわったからみんなに無視されてるだけで、先輩とか同僚とかから直接悪口とか嫌がらせを受けてるわけじゃないから肉体的にとか精神的にとか直接侵害を受けたってことにはならないと思うんですけど…
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そうだね。『まにゃったん』の場合はその先輩が「他の労働者にまにゃったんを無視するよう働きかけたこと」が原因なんだから、そのいじめの加害者である先輩に直接何らかの肉体的・精神的な侵害を与えたってことにはならないかもしれないね。
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でもね、過去の最高裁の判例(関西電力事件:最高裁平7.9.5)では職場で特定の従業員を孤立させるために「その従業員との接触や交際をしないように他の従業員に働きかけたりする行為」については「職場における自由な人間関係を形成する自由」を侵害するものとして違法になるって判断されているんだ。
しょくばにおけるじゆうなにんげんかんけー…?
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そう、「職場における自由な人間関係を形成する自由」。『まにゃったん』に限らず、会社などの職場で働く人は皆それぞれ同僚や上司、部下といった職場の人と自由に交流することが当然に認められているはずだよね。だって…「会社では誰とも私的な会話をするな」なんてことたとえ社長からだって言われる筋合いはないんだから…。これが「職場における自由な人間関係を形成する自由」って呼ばれるんだ。
…それで?
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…でそういった「職場における自由な人間関係を形成する自由」があるにもかかわらず、その先輩は職場で『まにゃったん』を孤立させるために「無視するよう他の従業員に働きかけ」ているんだよね?
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…だったらその先輩の「まにゃったんを無視するよう働きかける行為」自体が『まにゃったん』に認められている「職場における自由な人間関係を形成する自由」を侵害していることになるでしょう?
…そうですね…そうなりますね。
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そうすると、その先輩の「まにゃったんを無視するよう働きかける行為」によって『まにゃったん』が有する「職場における自由な人間関係を形成する自由」という権利が侵害されたということになるから、その先輩の「まにゃったんを無視するよう働きかける行為」自体が709条の不法行為を構成することになる。
ふむふむ…
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だから「職場いじめ」の被害者である『まにゃったん』はその加害者である職場の先輩に民法709条に基づいて不法行為を理由とした損害賠償請求(慰謝料の請求)を行うことができるっていうことになるんだ。
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ちなみに、この点についてはこの前まにゃったんの友達の『ひめにゃん』に教えてるはずだから、詳しく知りたいんだったらあとで『ひめにゃん』に聞いてみるといいよ。
はーい…あとできいとくー!
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職場いじめの対処法(※加害者を訴える場合)

「職場いじめ」をどういった法律上の根拠で訴えることができるかっていう点はわかったんですけど、具体的にどういった方法で「職場いじめをやめろ」とか「慰謝料を払え」って請求できるんですか?
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そうだね…具体的な方法としてはまずいじめの本人に直接「いじめをやめろ」っていうのが理想的なんだけど、それでいじめがなくなるんだったら最初からいじめなんて起きないはずだから現実的に考えるとそれは期待できない。
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だから、本人に対して「いじめをやめろ」とか「慰謝料を払え」とか請求する場合は弁護士や司法書士に依頼して代理人となって交渉してもらうのが現実的といえるよね。
あ~…やっぱ弁護士に相談したほうがいいか~…ん?あの…「会社」に対して「職場いじめに適切に対処しろ」って求める場合は労働局に「紛争解決援助の申立て」をすることができましたよね?「イジメの加害者」に対して同じことを要求するのに労働局の手続きは利用できないんですか?
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残念ながら利用できないよ。だって労働局の「紛争解決援助の申立て」の手続きはあくまでも「労働者」と「事業主(会社)」との間で発生した”紛争”を解決するための手続きにすぎないからね。「職場いじめの被害者」が「職場いじめの加害者」に「〇〇しろ!」って請求するのは「労働者」と「労働者」の間で発生した”紛争”っていうことになるから、「労働者」と「事業主(会社)」の間の紛争を解決するための労働局の紛争解決援助の申立は利用することができないんだ。
う~ん…そっか~…
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ちなみに、「会社を訴える場合」のところでも説明したけど、「職場いじめ」は労働基準監督署の管轄じゃないから労働基準監督署に相談してもだめだからね。
あっ…そうでしたね。
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具体的には弁護士や司法書士に依頼して「裁判」をしてもらうことになるんですか?
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そうだね。ただいきなり裁判を起こすんじゃなくって「職場いじめ」の「加害者本人」に「職場いじめを止めろ!」とか「慰謝料を払え!」って求める場合はまず最初に依頼を受けた弁護士なり司法書士なりが示談交渉をすることになるだろうね。それで「イジメの加害者」が素直に応じてくれるんだったらそれですぐ終わるだろうけど、「イジメの加害者」がそれでもいじめをやめなかったり慰謝料の請求に応じない場合は裁判ってことになるかな?
う~ん…やっぱ裁判か~…
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ADRという手続き

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裁判をしたくない場合は…そうだね…弁護士会や司法書士会が主催してる「ADR」の手続きを利用するのもいいかもしれないね。
えーでぃーあーる?…なにそれ?
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ADRっていうのは「裁判外紛争解決手続」のことで、何らかの法律的な争いが生じた場合に中立的な弁護士や司法書士を介して紛争の相手方と話し合いを行うことができる手続きのことをいうんだ。
…で何でそのADRっていうのを利用するのがいいの?
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ADRのいいところは裁判所とか労働局とか「公の機関」が関与しないから、比較的楽な感じで話し合いができる点なんだ。裁判だとたいていの人がしり込みするけどADRは単に弁護士や司法書士が間に入って「話し合いの場」を提供するだけだから、裁判に抵抗がある人も比較的参加しやすいんだよね。
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それに、「職場いじめ」とか同じ会社で働いている人との間で生じたトラブルは裁判なんかで勝訴してもその後も同じ職場で勤務することになるわけだから、問題が解決した後のことを考えるとあまり正面切ってケンカはしたくない場合も多い。でもADRだと単に「話し合い」を促すだけだから、ケースによっては裁判をするよりも効果的な解決が導けたりして都合がいい場合があるんだ。
なるほどね~。
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まぁ、ADRの手続きは比較的新しく設けられた手続きで弁護士会や司法書士会でも積極的に利用者を募集してるようだから、もし興味があるんだったら近くの弁護士会や司法書士会に電話して手続きの方法なんかを聞いてみるといいよ。
そうですね…考えてみます…
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エピローグ

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まあ…「職場いじめ」にあっている場合に「職場いじめの加害者本人」に対して「職場いじめをやめろ!」とか「慰謝料を払え!」とか求める場合の対処法としては、ざっとこんな感じになるかな…
「職場いじめの加害者本人」を訴える場合は結局、弁護士とか司法書士に依頼して代わりに交渉とか裁判してもらうってことになるんですね。それに差し支えがある場合はADRを使うしかないってことか…
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ざっくり説明するとそんなかんじだね…理解してくれたかな…じゃあ次に「職場いじめに適切に対処しない会社」と「職場いじめの加害者本人」を両方とも訴える場合の具体的な対処法を説明するけど……ってウキキィ?
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あっ…ちょちょっとごめんね…はい、もしもしトルティーヤですけど…え?…なに?…マジで?…なんだよそれ…ふざけんなよ…ちょっと待って今そっち行くから…
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…ちっなんなんだよざけんなよ……あ…ごめん悪いんだけど…ちょっと待っててくれる?…いや…なんかさ、運営の方がミニライブの都合で生誕祭を3部終了後に変更するって言ってるみたいで…すぐ戻ってくるから!ウキキィッキィーっ!!
…だから生誕祭って何?
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