職場いじめの対処法(会社と加害者の双方を訴える場合)

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…う~ん…まだかな~…もうだいぶ時間たったよーな気がするけど…
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あっ、皆さんこんにちは『まにゃったん』です。え?…いや、今日はトルティーヤ先生に「職場いじめの対処法」を解説してもらってるんですけど、生誕祭がどーとかこーとか言いだして話の途中ですぐにどっか行っちゃうんです…「会社」を訴える方法と「イジメの加害者」を訴える方法までは教えてもらったんだけど、最後の「会社と加害者の両方を訴える方法」がまだなんだよな~…あ~あ~早く帰ってこないかな~…
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 【職場いじめの対処法(※いじめの加害者を訴える場合)】

職場いじめの対処法は大きく分けて「会社を訴える方法」「加害者を訴える方法」「会社と加害者の両方を訴える方法」の3つがあります。

このうち「会社を訴える方法」については『職場いじめの対処法(会社を訴える場合)』のページで、「イジメの加害者を訴える方法」については『職場いじめの対処法(加害者を訴える場合)』のページでそれぞれ解説してきました。

そこでここでは、勤務先の会社で「職場いじめ」を受けた場合に、そのいじめに適切に対処しない「会社」とその「いじめの加害者」を両方とも訴える場合の具体的な方法などについて解説していくことにします。

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プロローグ

…ん?…あっ帰ってきた!!
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やーやーごめんごめん…いやー…それがね、運営がさ~…え?生誕祭興味ない?…でも真夏さんの生誕祭だよ?…マジで?真夏さんなのに?…うそぉ~!…
いいから早く解説の続きをお願いします…
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…あぁ解説の続きね…え~っと…どこまで話したっけ…
「職場いじめの対処法」のうち「会社を訴える方法」と「加害者を訴える方法」の解説は終わったんで、次は最後の「会社と加害者の両方を訴える方法」になるんじゃないですか?
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職場いじめの対処法(※会社と加害者の両方を訴える場合)

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…あ、「会社と加害者の両方を訴える方法」ね…え~っと…さっきも説明したように、勤務先の職場で受けている「職場いじめ」については、労働契約法第5条でその勤務する「会社」に「労働者の安全配慮義務」が発生すると解釈されるから、「職場いじめ」の被害者から相談があった場合には、その「会社」にはその「職場いじめ」がなくなるように適切に対処しなければならない労働契約上の義務が発生するし、仮に適切な対処をしない場合は民法415条に基づいて債務不履行としての損害賠償義務が発生することになるよね。

▶ 職場いじめの対処法(会社を訴える場合)

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そしてその一方で、その「職場いじめ」を行っている「加害者」についても、その「職場いじめ」の被害者に対して肉体的あるいは精神的に侵害していることは明らかだから、その「職場いじめ」の「加害者」には民法第709条に基づく不法行為の損害賠償請求義務が生じることになる。

▶ 職場いじめの対処法(加害者を訴える場合)

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だから結局、「職場いじめ」の被害者としては「会社」に対してもそのイジメの「加害者本人」に対しても「職場いじめをやめろ(会社に対してはやめさせろ)!」とか「慰謝料をはらえ!」って請求することができることになるんだよね。
はい…それはさっき説明してもらったんで分かります。
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…で、この「職場いじめ」における「会社」の責任と「加害者」の責任はそれぞれ別個の責任として発生するものだから、職場いじめの被害者としてはどちらか一方を選んで訴えを起こしてもいいし、それぞれ別個に訴えを起こしてもいいことになる。だから「職場いじめ」の問題が発生した場合は「会社」と「加害者」の両方を同時に訴えることもできることになるんだ。

(1)弁護士や司法書士に依頼して裁判を行う場合

…で、「会社」と「加害者」の両方を同時に訴える場合は具体的にどうすればいいんですか?
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「職場いじめ」の被害を受けている際に「会社」と「加害者」の両方を同時に訴える場合には弁護士か司法書士に全部丸投げして処理を依頼するしかないだろうね。
まるなげって?…
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まぁ「丸投げ」って言葉は適切じゃないかもしれないけど、「職場いじめ」が治まらない責任を「会社」と「加害者」の両方に対して追求したい場合は、最初から弁護士か司法書士に相談してその処理を全てお任せするしかないと思うんだよね。
…でもですね、たとえば「会社」に対して「職場いじめをやめさせろ」とか「適切な対処をしなかったから慰謝料を払え」とか請求する場合には労働局に紛争解決援助の申立をすることもできるんですよね?だったら「会社」に対する請求は労働局に申し立てをして「加害者」に対する請求だけを弁護士とかに依頼する方がいいんじゃないですか?
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だって…弁護士とか司法書士とかに依頼したらその分報酬とか裁判費用とかを支払わないといけなくなっちゃうでしょ?…でも労働局の手続きだったら無料で利用できるから、労働局に申し立てできる「会社に対する請求」は労働局に申し立てをして、労働局に申し立てできない「加害者本人に対する請求」だけを弁護士とか司法書士に依頼する方が費用的に安く済むんじゃないですか?…
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まぁ費用的に考えればそうなんだろうけど、でも弁護士や司法書士の立場からすればあまり好ましい方法とは言えないよね。
どーしてですか?
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だってさ、たしかに「職場いじめ」の問題は「会社」と「加害者」にそれぞれ別個に法律的な請求ができるんだけど、あくまでもその法律上のトラブルは「職場いじめ」という1個の事件によって発生しているものだから、依頼を受けた弁護士や司法書士はその「職場いじめ」全体、つまり「対会社」「対加害者」っていう「職場いじめ」トラブルの相手方全体とのトラブルが解決されるよう事件を処理していく必要があるんだ。
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でも、仮に依頼人の方で「会社に対する請求」だけを労働局に申し立てしてしまった場合は、「加害者に対する請求」の依頼を受けた弁護士や司法書士はその労働局の手続きについては一切関与できなくなるから、「職場いじめ」の全体的な解決を包括的に見通すことが困難になってしまうよね。
う~ん…それはそーかもしれませんけど…でも労働局でやってる途中経過を弁護士さんとかに逐一報告すれば問題ないんじゃないでしょうか…
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まあ、そういわれるとそうなんだけど、ただ報告を受けるにしてもリアルタイムですぐに報告を受けるのは事実上無理だよね。だって弁護士や司法書士の先生だってその事件の他にもたくさん事件を抱えてるわけだから、報告を聞くにしても後日ってなっちゃうだろうし…それに『まにゃったん』は法律の専門家ではないから労働局の手続きの内容をどこまで正確に弁護士戸か司法書士に報告できるかってとこも問題になるでしょう?
う~ん…それはそうですね…
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それに、例えば弁護士や司法書士に依頼して裁判を行う場合は労働審判っていう手続きを裁判所に申し立てることもあるんだけどね…
ろーどーしんぱん?…
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そう、労働審判。労働審判っていうのは労働トラブルの解決のために特別に用意された裁判所の手続きのこと。裁判所の調停手続きに似ているんだけど、原則3回の審理(期日)で裁判所が問題解決に向けた結論(調停)を出すことになるから比較的短い期間で迅速な解決が見込めるっていうメリットがあるんだ。
へー…そんな手続きがあるんだ…
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…で、この労働審判の手続きは「会社」を審判の相手方として申立をすることが必要なんだけど、「職場いじめ」のように一部の労働者が加害者としてその会社とのトラブルに関与しているような場合はその労働者を「利害関係人」として強制的に参加させることができることになってるんだ(労働審判法第29条2項)。

 【労働審判法第29条2項

民事調停法(中略)第11条(中略)の規定は、労働審判事件について準用する。この場合において、同法第11条中「調停の」とあるのは「労働審判手続の」と、「調停委員会」とあるのは「労働審判委員会」と、「調停手続」とあるのは「労働審判手続」と(中略)と読み替えるものとする。

民事調停法第11条

1項 調停の結果について利害関係を有する者は、調停委員会の許可を受けて、調停手続に参加することができる。
2項 調停委員会は、相当であると認めるときは、調停の結果について利害関係を有する者を調停手続に参加させることができる。

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だから、仮に依頼を受けた弁護士や司法書士が「会社」に対して「職場いじめに適切に対処しろ!」とか「職場いじめに適切に対処しないことで精神的苦痛を受けたから慰謝料を払え!」という請求を「労働審判」の手続き裁判所に申立を行った場合には、その「会社」だけでなく「いじめの加害者本人」もその労働審判の手続きに強制的に参加させて「会社」と「いじめの加害者本人」の両方についてまとめて問題の解決を図ることも可能なんだよ。
へー…じゃあ、「いじめの加害者本人」に対する慰謝料請求だけを弁護士とか司法書士に依頼しなくても、「会社」に対する請求だけを弁護士や司法書士に依頼して労働審判をしてもらえば「いじめの加害者本人」に対する請求もまとめてその労働審判の手続きで処理してもらえるってことになるんですね?
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そうだね。もちろん労働審判も裁判の一種だから必ずしもこちらの要求が全て認められるって保証はないんだけど、でもこういった労働審判の手続きを使えば「会社」に対する請求と「加害者本人」に対する請求をそれぞれ別個に訴えなくても解決が図れる手段もあるんだから、あえて「加害者本人」に対する請求だけを弁護士や司法書士に依頼する必要もないんだよね。
なるほどー…だから「職場いじめ」のトラブルで「会社」と「加害者」の両方に対して責任追及をしたい場合は弁護士や司法書士に全部丸々任せちゃった方がいいってことになるんですね。
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そうだね。その方が依頼を受けた弁護士や司法書士としても処理がしやすいし、「職場いじめ」全体の解決が図れる可能性が高いから、弁護士や司法書士に依頼するんだったら全部丸投げしちゃった方がいいんだよね。もちろん、案件によっては「会社」に対する請求は労働局に申し立てした方がいいケースもあるけど、そういう場合は弁護士や司法書士の助言に従って労働局に申し立てすれば済む話なんだから、最初からあえて「会社」に対する請求だけを労働局に申し立てする必要はないんだよね。
なるほどね~…。
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エピローグ

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まあ…「職場いじめ」にあっている場合に「会社」と「職場いじめの加害者本人」の両方に対して「職場いじめをやめろ(※会社に対してはやめさせろ)!」とか「慰謝料を払え!」とか求める場合の対処法としては、ざっとこんな感じになるかな…
う~ん…で、結局私どーしたらいいんですか?
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どーしたらいいかって…そりゃあ自分の人生…じゃなくて猫生なんだから自分自身でどうするか決めなきゃダメだろうね…他人…じゃなくて他猿がこうしろああしろっていうような問題でもないんだから…
それはそーなんですけど…方法が色々ありすぎて頭がこんがらがっちゃってて…
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そう?おかしいな…いっぺんに話すとこんがらがると思って3回に分けて説明したんだけど…まあ、気局は自分がその「職場いじめ」にどういった解決を望むかってことだよね…
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ただ単に「いじめがなくなればいい」って考えてるんだったら、まず最初に「上司」や「会社」に対して「職場いじめられてるんでイジメがなくなるように対処してください」って相談することが必要になるよね。…で、それで「会社」が適切に対処してくれないっていうんだったら「労働局に紛争解決援助の申立」を行うか、弁護士や司法書士に依頼して「裁判」や「労働審判」で解決を図ってもらうっていうことになるんじゃないかな?
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でも「いじめがなくなる」だけでは気が済まなくて「いじめの加害者に仕返ししたい」って思うんだったら弁護士や司法書士に依頼して裁判で慰謝料を請求するしかないし、会社と加害者の両方の責任を追及したいって思う場合もやっぱり弁護士や司法書士に依頼するしかないのが現実だと思うんだよね。
う~ん…どれがいちばんいいんだろ~…
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まあでも『まにゃったん』の場合はまだ上司にも会社にも全く相談してないんでしょ?…だったらまず上司とか会社の相談室なんかに自分が受けている「職場いじめ」の現状を相談することが先決だよ。最初に説明したけど会社は労働契約法第5条で「職場いじめ」に適切に対処しなければならない労働契約上の義務を負ってるんだから、『まにゃったん』から「職場いじめ」の相談を受けた場合は、会社側はその「職場いじめ」が完全に解決するように適切に対処することが義務付けられてるんだ。
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だから、『まにゃったん』が働いている会社がまともな会社である限り、きちんと対応してくれるはずなんだから、そんなに深く考えないでまず上司に相談するところから始めてみたら?…
そーですね…明日会社で上司の猫に相談してみます…
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そうそう…それがいいよ…まあ、もし会社が何も対応しなかったり中途半端な対応しかしなくて「職場いじめ」が治まらないような場合はまたいつでも相談してくれれば労働局の手続きとか弁護士に相談する際の……って、ん?…ちょちょっと待ってね…
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…はい、もしもしトルティーヤですけど…え?…なに?…マジで?…なんだよそれ…ふざけんなよ…ちょっと待ってろ今そっち行くから…
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…ったくなんだよーざけんなよなー…あっごめん悪いんだけど…もう終わりでいいよね?だいたい説明終わったから…いや…なんか運営がさっきは生誕祭3部終了後に変更するって言ってたくせにやっぱり5部終了後に戻すとかほざいてるみたいでさ…じゃ俺行かなきゃいけないからもう帰るわ…ねこさんまたねっ!ウキキィーっ!!
…だから生誕祭って何なのよ…トルティーヤ先生ー!!
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